http://kashima.kurofuku.com/%E8%90%A9%E6%9D%BE/dom-sub%E8%BB%B8%E5%B0%8F%E3%83%8D%E3%82%BFDom/Sub軸小ネタ
Dom/Sub軸の萩松のSub松田、萩原の手作り鑑札つきcollarを着けててほしい。
ホームセンターで買ったプレートに工場の工具借りて、松田の名前、万一萩原のいない外出先でSub dropに陥ったときに備えた萩原の連絡先を彫ったものだよ。
色はシルバー系がいいな。
首輪本体はSub専用の市販の黒革で、同メーカーでリードも揃えてる。
結婚指輪もシルバー系で揃えてほしい~!
そしてのちにフサエブランドの鑑札つきcollarを着ける松田。
(メリバ全開)
萩松大前提、未亡人スタートの物語です。メインは降松、萩松要素は全て回想。
以下に小ネタ突っ込んでおきます。
今更ですがDom/Subは各自で調べてください、私は説明下手なので!
DK萩松
松『……へへっ』
萩『どうしたの、ずっと鏡見て。もしかして着け心地悪い?』
松『違う。これ、萩の名前書いてあるなって』
萩『そうだね』
松『萩に守られてる感がすごい。俺、萩がいないときにおかしくなっても、もう親とか救急車じゃなくて萩呼んでもらえるんだ』
萩『まだまだ高校生の移動範囲内だけどなぁ。喜んでもらえて嬉しいよ。高校卒業したら次は指輪な』
松『うん』
萩『契約書、役所に出せる日楽しみだなぁ』
松『うん。なあなあ、萩もよく見て』
萩『うん見たい。お膝"おいで"』
松『……ふふっ』(ちょこん)
萩『陣平ちゃん、"いい子"。いいこいいこ』
松『もっといいこいいこして』
萩『"こっち見て"。……"いい子"。いいこいいこ。さーて"見せてごらん"』
松『んっ!』
萩『"いい子"。うん、よく似合ってる! 黒だからファッションの邪魔しないし、鑑札のシルバーもオシャレだね。ああ……いいね、俺の名前も入ってるの。陣平ちゃんは俺のものだ』
松『へへっ、俺は萩のもの!』
萩『天気いいし、散歩いこっか。野球しよ』
松『行く! 鑑札見せびらかす!』
萩『じゃあリード"持ってきて"』
松『わかった!』
両家に認められて松田の庇護者となった萩原。公的書類を出せる年齢が待ち遠しい。
K学萩松
鬼『松田ぁ、そのキラキラは外せ!』
松『はア!? 萩から貰ったもんだぞ、ぜってーヤダ!!』
萩『俺も反対ッスね~』
鬼『警官たるものアクセサリーなど!』
松『鑑札ですぅ~』
萩『俺がいないとき陣平ちゃんがSub dropになったらどうするンすか!』
鬼『松田の緊急連絡先なら最初から萩原で登録されておるわ! 革だけにしろ! それと指輪も外せ!』
K学時点では既に公認パートナー。
爆処萩松
松『あっちー……』
萩『お疲れ! ……うん、やっぱ相当疲れてるな。こっち、プレイルーム"行こう"。萩原と松田30分休憩貰いまーす』
松『ん』
萩『"いい子"。爆弾処理頑張ったねぇ、偉い偉い! いっぱいぎゅーってしようね! いいこいいこ!! よし、首輪外すから首"見せて"』
松『ん……』
萩『"いい子"! 汗かいたな、パウダーはたくぞ』
松『もっと……膝乗せて』
萩『じゃあ先に後ろ"見せて"……"いい子"。はい、お膝"おいで"。要望伝えられて偉かったね!』
松『ん。頑張った』
萩『陣平ちゃんは俺の誇りだよ! お顔よく"見せて"。あー"いい子"! かっこいい! 可愛い! さすが! 最高! 好き!』
松『俺も萩好き』
萩『じゃあ着替えようか。洗いたての肌着用意してあるからね、ひとつひとつ"脱いで"いくよ……まずはボタン……そう、"上手"……右……左……次脚ね……右……左……そう……はい、全部脱げて偉い! ぎゅーしてあげる!』
松『ふふ、はぎ、……ふふっ』
萩『あ、Space入った? 可愛い……とろとろなお顔ホント可愛いなぁ……どこから愛そうか。口? 髪? 指? 足? どこがいいかおねだりしてごらん』
モブ『入るぞ』
萩『陣平ちゃん、ちょっとこれ"羽織って"、"目瞑ってて"。大丈夫、5分だけね』
松『うん』
萩『先輩いいところに。休憩30分……いや1時間延長で』
モブ『は? こちとら急用で呼び出しに来たんだよ』
萩『こっちだってSpace入った今からが本番ですよ。
本来なら一晩かけたって足りないのに。Domに愛されている優秀なSubはそこらの自称天才より最高のパフォーマンスを引き出すっていうんで警察は我々を採用したんでしょうが。Subだからって適当な雑務押し付けたり、無理やりコマンド聞かせるつもりだったんでしょ。俺は松田陣平の人格を貶める人間は誰だって許さない。そもそもプレイ中のプレイルームにノックもなしに来る人間は人間と見なさない』
松『…………5分』
萩『陣平ちゃん、"いい子"だったね。もう目開けていいよ』
松『……ふふ、萩がいる』
萩『陣平ちゃんの萩だよー』
松『いなくなってない』
萩『いなくならないよ。さあもっとふわふわになろっか』
松『して、ふわふわ、して』
萩『じゃあ上手におねだりしてごらん』
Spaceに入ったSubはDomの声しか聞こえない。それはとても幸せなこと。
現行降松
降「ただいま、松田」
松「……あ、おかえり」
降「寝てたのか?」
松「……うん」
降「"おいで"」
松「……」(スッ)
降「"いい子"」
松「……うん」
松田の首にはシルバーの鑑札が光る。
現行降松
降「ふーっ……、やるぞ」
松「よろしく」
降「松田、"お手"」
松「はい」
降「"いい子"」(パチンパチン)
松「……そんなに緊張するなよ」
降「するだろう、人の爪切るの初めてだぞ。失敗したら爆弾処理に支障が出ると思うと責任重大だろう」
松「そこまで心配なら俺がやるって。身支度をされて嬉しかっただけで、自分でできないわけじゃねーんだから」
降「君を幸せにすると決めたんだからするんだよ、やらせてくれ。はい、反対。"おかわり"」
松「……はい」
降「"いい子"。……よし、できた。次はクリームで保湿か。指輪はどうする、外すのかい? 気にせず塗っても?」
松「外してもいいか」
降「どうぞ。コマンド使わないから自分の意思で外すといい」
外された指輪には萩原と松田のイニシャル。
数年後降松
松「ゼロ、連れてってほしいところがある」
降「いいぞ、どこだ」
松「ここ」
降「……宝飾店? 何だ、アクセサリーに興味あるのか?」
松「新しい首輪が欲しい。このフサエブランド、イチョウがシンボルらしくて、ほらこれ、意匠いいだろ。キラキラしてて綺麗だなって。男の俺が着けてても嫌味のないデザインだと思ったんだ」
降「へえ、いいな。君、こういうの詳しかったんだな」
松「……ブランド創設者、ハーフなんだ」
降「……あ、なるほど、綺麗な髪色だ。そうか、この素敵なブランドをふたりの契約の証に選んでくれたのか。嬉しいよ、すっごく! "いい子"だ!!」
松「へへ……首輪も指輪もセットで揃えられるんだ」
降「本当に僕をパートナーとして認めてくれるのかい?」
松「ああ。ゼロってこういうところに金遣いたがるだろ?手作りだとどうしても萩と比べちまうから……。ゼロさえよければ、ゼロの手から贈ってほしい」
降「わかった。次の休み見に行こう。じっくり選ぼうな」
松「ありがとう」
降「でも指輪は買えないな」
松「……そう、か」
降「違う違う、お前とパートナーになりたくないんじゃなくて! ……前にも言ったろ、松田から萩原を取り上げる気はないって。指輪はしてたほうがいいと思う。首輪はお前を庇護下に置くという契約重視なんだから、結婚指輪とは全く別物だろう?」
松「……ありがとう」
未亡人松田を支える降谷視点の四年間の物語。
PR