うちの萩松の下着とかパジャマに関する性的嗜好のネタです。成人済の方だけ読んでください。
ネタ出しのつもりだったので松田寄りの神の視点ですが萩松どちらの一人称もあります。小説っぽい文体も混じってるし最後はセリフだけ!
王道の「攻めのお願いで渋々恥ずかしがりながら女装する受けちゃん」はここにはいないです! BLなのにBLしてない! でもBL!
ハピエンです!!
うちの松田はレディースのセクシーランジェリーを「恋愛・性的な象徴」と見なして、非常に強い興味を向けてる。
根本的に「萩の隣に似合う(見合う)自然な姿」への憧れがあって、「萩に愛される体」「萩を愛せる体」を欲してる。松田の中でそれは「女」だから、結果女物に自己投影するように。
「可愛いこれを着たら萩は可愛がってくれるだろうか」
と夢想するんだけど、可愛いものを着ても可愛い自分になれるわけじゃないし、女装したからといって女になれるわけでもないし、女になったところで萩原が好いてくれるわけもないし、「男」で「親友」の自分が萩原の恋愛対象になれない現実に打ちのめされてめちゃくちゃブルーになる。
自分の願望を受け入れらず、萩原への恋心を「気持ち悪い」とすっごい拒絶してる。
せめて「親友」を全うしようと、邪魔な恋心を事ある毎に潰しているのに、なかなか死んでくれない。育む気はさらさらない。
そんな拗らせ片想い思春期。
紆余曲折あってめでたく結ばれ、肉体関係も持ってしばらく経った頃(高1秋頃)。
まだまだ性癖について深い話などお互いしたことはなく、ランジェリーへの憧れについては何も告げていない。というかこれから先言うつもりもなかった。抱かれるようになったことで恋愛上の自分の男の体への嫌悪感は薄まってきたけど、萩原の隣、セックスの相手は女体が似合うと思ってる。
萩原の自室でのんびり萩原に後ろから抱かれてすっぽり収まる形で、一緒にランジェリーカタログを見ることになる松田。
「????」
この格好に文句はない、よくやるから。車のカタログならわかる、旅行雑誌もわかる、でも目の前のアハーンでウフーンなナイスバディなモデルがランジェリーを着こなす写真が並ぶカタログはわけがわからない。疑問符を飛ばしまくる。
「可愛い」
と言われて、ああエロ本を一緒に見てる感覚なのかと解釈して平静を装って「そうだな」と小さく呟く。
「陣平ちゃんどういうのが好み?」
「さあ……萩は?」
「これなんか陣平ちゃんに似合いそうだけど」
とさらっと言われてしまい固まる松田。
え、何で? 気づかれてた? 女装したいなんて気持ち悪いだけだろ、え、どうしよう。いや普通に男なら女に着せたいか。じゃあやっぱり男の俺の出る幕じゃねえな。女の恋人がいいよな。
「俺は男の陣平ちゃんに着てもらいたいな」
心読まれた。
「嫌だったら言ってね? 押し付けたいわけじゃないし。でも陣平ちゃん興味ありそうだなーと思っててさ」
「……いつ……」
「最初は中学の頃かな? モールに行くとランジェリーショップを遠くから見てたからお年頃だもんなと思ってたんだけど、なんかこう……クラスの奴らの目とは感情が違う気がして。で、姉ちゃんに買い物付き合わされたとき、『これ可愛いな!』ってキラキラさせてる目が、陣平ちゃんの目に似てる気がしてさ。でも陣平ちゃんすぐにキラキラしなくなってズーンと暗くなるから、あーこれ我慢してるのかなーと勝手に考えてました」
そんな前からずっと気づかれてたとかマジムリ……消えたい……
「ね、陣平ちゃんどういうのが好み? 俺陣平ちゃんが着てるの見てみたい」
「……あのな、萩。自分が何言ってるのかわかってるか? 俺は男だぞ。こんなヒラヒラ、男の俺が着ても気持ち悪いだけだ」
「あー、そう、その目。気持ち悪いって思ってたんだね、気づいてやれなくてごめんな」
何で萩が謝るんだろう、気持ち悪い思いさせたのはこっちなのに。気持ち悪い想像までさせてしまった上に気を遣わせてカタログを広げてまでいる。
いたたまれなくなって身を縮こませて抜け出そうとするも、がっちりホールドされていて逃げられない。
ぱら、ぱら、と捲られていって、次第に写真に釘付けになる。
可愛い。
男らしい萩原の隣にはやっぱりこういう女がよく似合う。
いいな。
「大丈夫だよ、似合うよ」
耳元で優しく囁かれてビクリと体が震える。
「ほら、こっち。メンズ用のサイズもあるんだよ。このカタログ、レディース用の写真が多いけどランジェリー自体はメンズのサイズも、ほら、載ってるでしょ」
トントン、とサイズ表を指さしたあと、カタログのページを大きく飛ばす。そこは男のモデルがランジェリーを着ているページ。
「気持ち悪い? 堂々と着ててとてもセクシーだと思う、陣平ちゃんも絶対似合うよ。俺が保証する」
マッチョな男がレースをまとってポージングしている姿に自己投影するのは急には難しいけど、「男でも着てもいい」ことを知って驚き、じわじわ安心する松田。
選んでもいいのだろうか、欲しがってもいいのだろうか。恐る恐る萩原を見ると、至近距離で微笑まれる。
カタログを持つよう促されて持つと、長い指が松田の体のラインをゆっくり辿る。
「この体を着飾るなんてドキドキする。陣平ちゃんは女性物が着たい? 女性物のデザインで男性物が着たい? このパンツ、レースの紐パンで女性物のデザインだけど、おちんちんをそのままの形で包んで履けるよ。ゾウさんタイプだって。卵型に包む3Dタイプもあるし。男の体で女性物を着て、男の象徴を隠さないんだ、そういうニーズもあるんだぜ」
ずっと気持ち悪がってた願望が、世間の一部では市場として成立していて、何よりそれを萩原が受け入れていることに力が抜ける。
欲しがってもいいことにドキドキしてくる。けれど1番の問題は。
「どんなのが欲しい? 話すのが恥ずかしいなら指さしてごらん」
「萩は?」
「ん?」
「萩はどういうのが好き?」
「陣平ちゃんが着るんだから陣平ちゃんが選んでいいんだよ。ずっと我慢してて、俺が口出ししたらまた選べなくなるだろ」
「……俺は萩に可愛いって言ってもらいたくてこういうのが着たかったんだ。萩の隣にいてお似合いの可愛くて色っぽい女が着るやつ。萩が興奮してセックスしたくなるやつ。萩が好きになれないなら着ても意味がない」
あー、そういうことか。俺か。えー、中学時代から? なるほど? 嬉しいけど、そんな前から自分を否定してきたの? もっと早く聞いてあげればよかった。
「まあ実際俺が着ても可愛くなれないし気持ち悪いし」
「紐パンがいいな」
やっぱりやめると言い出しそうだったので、即答する萩原。
「ほどいてもいい?」
ズボンの上から腰と太ももの付け根をさわさわと撫でられる。
真っ赤になってもごもご何か言おうとして目線を外してこくりと頷く。照れから逃れるためカタログを見始めたのだが、次第にじっくり集中する松田。自分の中の理想と、萩原を誘惑できるかどうかの緊張から、真面目に取捨選択していく。失敗はできない。
「ゆっくり選びな」
「……ん……」
長年の夢を叶えてもいいと言われて嬉しい。今、マッサージと愛撫の境の撫で方で腹筋を撫でてくるのも嬉しい。きっとこの状況も萩原は楽しんでいる。さっきから後ろに硬い感触を感じてて、根本的な理由はわからないけど(セクシーな女性モデルを見ての反応の可能性が高い)、萩原が興奮してるのは確かなのでそれも嬉しい。
「じゃあこれ」
とランジェリーを1着、チョイス。
おっけーと付箋貼って、お腹を抱き込みつつ立ち上がる萩原。
「採寸するから脱いで」
既に用意してあるメジャーを伸ばす萩原に「ンなのテキトーでいい」と言うが「だめ、ちゃんと陣平ちゃんの体に合ったやつ選ばなきゃ」と譲ってくれない。
どうやら萩原は本気で俺の願望を現実にしてくれるようだ、何でそこまでしてくれるのかわからないけど、大事にされるって嬉しいことなんだなと何度目かの実感。萩原の手指が好きなので自分の体を採寸してくる動きにドキドキする松田。この体がレースを纏う日がくるとか、不安と興奮が入り乱れる。
萩原は松田の体が大好きなので、じっくりサイズを測れて歓喜。筋肉骨格ぅ! 松田の喜ぶことが自分の喜びなので、サイズが合わなくて似合わないという初歩的なミスを犯さないよう丁寧に採寸。松田の心臓がドキドキしているのがわかってこっちも嬉しくなる。
ほとんど採寸プレイなんじゃないのかな。
後日めでたく届いたランジェリー。
開封の指が震える松田の代わりに、丁寧にテープを切って、ランジェリーを袋から出す手前まで手助けする萩原。
袋から出してゆっくり広げられるベビードール。
「着てみよっか」
怖気付いてやめると言い出す前にそっと肩を抱く萩原にこくりと頷く松田。
しゅるしゅる衣擦れの音だけが響く。
「……気持ち悪かったら、いつでも言えよ」
「ふふ、気持ち悪かったらね」
さほど難しい構造ではないので案外簡単に着ることに成功。紐パンに履き替えるときは羞恥でぷるぷるしてた。
そわそわする松田の肩を抱き、姿見の前に移動。
黒のシースルー生地のベビードール。ところどころに青の糸の花の刺繍。
バスト部分もシースルーで、脂肪はなくても柔らかい筋肉が膨らんで、乳首がほんのり透けて見える。
センタースリットで、後ろへ長くなる裾。レースのフリルで縁取られた裾は太ももに届く位の長さ。
息遣いの度に臍がちらちら見える。鍛え上げられた腹筋もチラ見えする。
萩原の希望の紐パンも黒で、サイドを結ぶメンズタイプ。ぺニスを包む安心感と、それ以外の布地を極力取り払った危うさが同居する。
元より面積の少ないデザインの紐パンからは、黒々とした下生えがやんわり覗く。
「可愛い」
うっとりとした萩原の声にとくんと心臓が跳ねる。鏡越しに目を合わせる。
「……本当に?」
「本当。すっげー色っぽい。可愛い。よく似合ってる。陣平ちゃんは?」
俺、俺は……
改めて鏡に映る自分を見る。
これが、俺。やっぱり男の肉体に似合うデザインではない気がするが、憧れのベビードール、ものすごくドキドキする。ふるりと微かに揺れる、紐パンの中身は間違いなく男性器で、女性物の衣装が否定せず自分を受け入れてくれているのが信じられない。夢ではない。萩のおかげだ。上から下まできっちり採寸してくれたから、「きつい、やっぱり女物は俺には無理」という事態にはならなかった。
喜びで胸が溢れそう。着ても笑われなかった、拒絶されなかった。
誰でもない、萩に可愛いと言ってもらえた。
嫌悪していた理想と現実が、ゆっくり温かく柔らかい形に溶けていく。
男の俺が男の萩に愛されている。
俺が選び、萩に希望された下着を着られる喜びはこんなにも筆舌に尽くし難いものなのか。
「可愛い、んじゃ、ねえかな……」
今すごく、セックスがしたい。可愛いと言ってくれたことを忘れないうちに実際に可愛がってもらいたい。俺もお前を気持ちよくできるよう努力するから。
「よかった。ね、回って見せて」
ゆっくり姿見の前で回って、振り返りながら背中も映す。肩からストラップの渡る肩甲骨。筋肉質な背中が、シースルー越しにわかる。ほぼ紐だけで、隠されていないヒップ。
1周したところで萩原が脱ぎ出す。ジョックストラップにだけになる萩原。ランジェリーカタログを松田に見せる際、首を縦に振らなかった場合に備え(「ほら、このカタログで買ったんだよ。お揃いの買わない?」などフォローに使う予定だった)、購入しておいたもの。
「見て」
半歩ズレて姿見に自身を映す萩原のぺニスは下着の中で昂っているのがわかる。
こくりと唾を飲みこむ松田。
スルリと腕を撫であげる萩原の指使いは、マッサージではなく前戯のそれ。
顎を撫でられ、首元に顔を埋められ音を立てて吸われる。そのままの姿勢でベビードールの生地の上からバストをやわやわと撫でられる。
「捲って見せて」
耳を食まれながら告げられて、真っ赤になりながら裾を上げていく。顕になる腰、腹部、臍。
「可愛い」
羞恥に震える割れた腹筋を丁寧に辿り、臍をくるくる愛撫して、手はヒップへ。
紐の間に指を入れて肌を何往復かすると、とうの昔に勃起しているぺニスが更に膨らもうとする。
「陣平ちゃんのおちんちん、大きくなったね。俺に見られて恥ずかしい? 男の子の反応してくれて可愛い」
さわってほしい、と思うのと同時に腰が揺れて、後ろの萩原に当たってしまう。
はっと腰を引くもすぐに引き寄せられ、ぐぐっと押し付けられる。
「えっちだね」
ベビードールを身につけ、性器を見せびらかすように自ら裾をたくし上げ、紐パンの中でぺニスを膨らませている姿は、男に可愛がられる雌の顔をしていた。萩に抱かれるときこんな顔をしているのかと初めて知り、赤面する。
「陣平ちゃん色っぽくてこんなになっちゃった。ね、これが気持ち悪いなんて思ってる男の反応だと思う?」
耳元で囁き、ジョックストラップを膨らませて男の象徴を松田に教える。理性を残しつつも雄の顔を隠そうとしない萩原に、覚えて間もない後孔が刺激を求めてきゅうううとしまる。
「は、はぎ」
「キスしたい」
「俺も、して」
衝動に任せて萩原に向き合い、唇を近づけると後頭部を抑えられて唇が合わさる。
深いキスをして、息継ぎのために少し離れるとかくんと重力がおかしなことに。萩原に横抱きにされてベッドイン。声を上げる前にまたキスが始まる。
ベッドに広がる裾、邪魔かと思い脱ごうとするのを制止される。手首をベッドに縫い付けられ、長掌筋をなぞられる。
耳を舐めたり乳首を摘んだり、ベビードールを着たまま全身愛される。
紐は解かずズラすだけで後孔を指で愛撫される。会陰マッサージで外側から刺激もされて背中が反る。
苦しい程大きくなったぺニスは先走りで紐パンをぐしょぐしょに濡らしている。
満を持して、じわじわ紐を解いていく萩原の顔は狩人のような、または獰猛な獣のようだった。女装した俺にこんな顔を向けてくれるのか。
ゆっくり挿入され、前立腺をゴツゴツ突かれる。この衝撃はまだ慣れなくて、快感を受け止めるのに必死だけど、頑張って締め付ける。
萩原がフィニッシュして、「萩を愛せる体」であることに満たされていく。
まだ萩原を受け入れながらの中イキには慣れていない。達した萩原が自身のぺニスを抜いて、再び指を差し込んで前立腺を押し込みながらいきり立ったぺニスを扱いてくれて、ようやく射精ができた。ずぶずぶとベッドに沈み込む。
松田の体が覚えるまで、萩原はこれからもじっくり快楽を教えていく。
事後、最低限の後始末をしてとろとろとベッドで萩原の腕の中で息をする。
「今日は、付き合ってくれてありがとな」
「すっごく可愛かった。また着てね」
頬を撫でられながらそう微笑まれてまたびっくりする。
思春期時代からの憧れだから(というか高校生も思春期だわな)、ランジェリーは性癖だし着るとすごく興奮したけど、結局は女装だから気持ち悪いだろうと、1度だけの思い出にしようとしてたのに。
「……また着てもいいのか?」
「うんもちろん」
「女装だぞ。無理すンな」
「まだ言ってるの? すっげーえっちだった。陣平ちゃん似合ってた。俺興奮してたでしょ。もちろん無理強いはしないけど、よかったらまた着てほしい」
こうやって萩原は松田の心まで愛してくれる。つくづく俺には勿体ない男だなと思いながら心の奥から湧き上がる好きという感情をキスに変える。
ランジェリーを着てのセックスを通して、松田陣平そのままの体が、「萩に愛される体」で、「萩を愛せる体」なんだと実感してほしいんだ~~~!
ゆっくり愛を育んでほしいんだ~~~!
わ~~~!!
これを機にランジェリーは結構な頻度で恥じらいながら着るようになるし、カタログから選ぶのもなかなか慣れなくていつも照れちゃう松田はとても可愛いし、ルームウェアとして取り入れるのは萩原に「おなか冷えるからダメ」と却下され、その代わりにロング丈のナイトドレスが導入されるかもしれない。
「お前はないのか」
「んー?」
「自分が着たいやつ」
「俺が着たいのは特には……」
「……俺に着せたいやつはあるってことか」
「……はい」
「教えろ」
「えー……」
「俺のベビードールは受け入れてくれたのに、自分は逃げて俺に受け入れさせない気か。フェアじゃねーだろ、早く吐け」
「じゃあクリスマスに記念に1度だけ……」
「何だ」
「寝間着」
「ねまき?」
「和服が好きです……浴衣が好きです……ガーゼとか木綿のね、3000円程度で売ってます……白地でお願いしたいです……」
「ほー」
「男物の肌襦袢じゃなくて女物の肌襦袢着てくれてると嬉しい……ごめんね陣平ちゃんは男なのにね……でもベビードール着てくれたしワンチャンあるかなって……肌が隠れてるところにひっじょーに興奮するんだ……ステテコだと得られないんだよ……」
「そうか」
「そんでこれは本来ない要素だけど、帯は蝶結びがいい、女の子の結ぶ位置で帯をぜひとも結ばせてほしい。寝る前にほどくから苦しくないよ。陣平ちゃんリボンよく似合うと思う」
「何だそんなことか」
「えっ軽」
「その位朝飯前だ。なんだよもっとニッチなコスプレさせられるのかと思ったのに」
「……まあ性癖というのはね、うん。よかったぁ嫌われなくて」
「嫌う程のものじゃねぇだろ……ああそうか。萩の浴衣は俺のランジェリーみたいなものなんだな。自分が思ってるより人は他人の性癖に寛容で、自分だけ視野が狭くなってるものなのかもな……」
「うん、まあ、そうかも? 陣平ちゃんランジェリーよく似合う。全然変じゃないよ」
「肌が見えないことに興奮するのによくベビードールに勃てたな」
「え、両方おいしいじゃん。ケーキも美味しいし羊羹も美味しいし。別腹で楽しむよ俺は」
「なるほど……?」
「それに恋人が好きな格好して興奮してる姿って、こっちもそそられるものなんだよ。それが俺を喜ばせようとしてるっていうんだからさ、可愛いものなの。それがベビードールじゃなくて例えばメイド服でも勃つよ俺は」
「そういうものか」
「……ねえ本当に着てくれるの? 甚平じゃなくて浴衣だよ? プラス女物の肌襦袢だよ? 大きいリボンの帯だよ?」
「そこまで念押されると俺の知ってる浴衣とは違う浴衣の可能性出てきて不安になってきた。旅館にあるような浴衣だろ? 今度カタログ見せろ。いっそ店に行こうぜ」
「うわ男前……もっと惚れちゃう、俺の彼氏かっこいいなぁ」
「俺も惚れてるからちょうどいいな。ところで」
「浴衣、クリスマス関係なくないか」
こんなTo Be ContinuedなHappyEND萩松を書きたいです。
そして寝間着の浴衣を着た松田を見て、萩原はとんでもない抱き方するんだ……
抜か三とか松田の体びっくりしちゃう……
クリスマスは両親と姉がどこかに行っててくれないと困るね……
翌日、抱き潰され気絶から目覚めた松田の浴衣姿に、反省がすっ飛んでまたおっぱじめるからね……
「一体浴衣のどこにそんな興奮要素が……?」
「ごめんねごめんね本当にごめん」
しかしその後松田は知ることになる、抜か三に慣れた次には緊縛があり、四十八手が控えていることを……
浴衣は翌日が休日の特別な日に着るようになるし、一緒に暮らすようになると萩原の意向で小上がりの畳コーナー作って布団敷くか、寝室に畳ベッドが導入され、いつの間にかYes/No枕の用途を果たしていた浴衣を普段着にする松田はいるし。
学生時代のジャージやトレーナー、もこもこパジャマも健在です。
萩松可愛い。幸せになれ。
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