http://kashima.kurofuku.com/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E3%82%B0%E3%83%83%E3%82%BA%E3%82%92%E8%B2%B7%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%92%E8%A8%B1%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%89%E4%BA%BA%E7%94%9F%E3%81%8C%E3%82%82%E3%81%A3%E3%81%A8%E6%A5%BD%E3%81%97%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E8%A9%B1グッズを買うことを許したら人生がもっと楽しくなった話
萌え語りとかじゃなくてただのオタクの話。若くもないけどベテランでもない、暗くもないけど明るさ満点でもないです。
グッズを買うことにとてもとても抵抗がありました。
幼少期、おもちゃを買ってもいいか聞いて本当に欲しいのか問い返されて億劫になり。
学生時代、学業に関係ないものは学校に持っていってはいけないと強く刷り込まれ。
大人になっても、片付けられないのだから物は買うなと言われ。
堂々とグッズを持っている人を見る目は「怒られるの怖くないのかな?」となり。
果たして私は公式の単行本とアニメ、ネットの二次創作で満たされるオタクになり、グッズは全く視界に入ってこない生活を送っていました。(同人誌のことはまた別の機会に)
萩松に落ちた2022年5月、そのとき私には金がありました。
Twitterがありました。
通販というものがありました。
自由というものがありました。
が、上記の呪いが簡単に解けたわけではく、「自分がグッズを買う人間である」というビジョンなど全く描くことなく、TLでグッズを眺めて、グッズにきゃっきゃする人たちを微笑ましく見守っていました。
転機が訪れたのばK学のジャージでした。
きっかけは「松田のサイズを予想して3Lを買いました!」というTL上のとあるツイートでした。
……なんかいいな。
萩原に腕を肩に載せられる松田とか、松田の隣を走る萩原とか、降谷さんのジャージを着る自由人な新一とか、着ることで人物になりきって二次創作の役に立てるとかなんとか、まあつまり楽しそうだな! と初めてグッズで楽しむ自分のビジョンを自然と描けました。
私は夢女ではないので、楽しみ方はあくまで腐女子目線です。
日頃から運動不足を感じていた……という建前も一応用意して、予約しました。
そこからは坂を転がり落ちるかのようにグッズ購入の道を走りました。
買っても置くところに困るしな→祭壇作ろう
祭壇に入り切らないな→祭壇その2を作ろう
ネイルは公式グッズではないにしろ、ニュアンスを仕込んで日常的に推しを感じることの楽しみを知りました。
これは楽しい。とても楽しい!
映画を観に行くんだからと服を新調したり、メイクもちょっと気合い入れたり、「今週末は萩松ネイルして過ごそ!」と思うだけで平日がキラキラしました。
香水は死んだ。とんでもないものを買ってしまった。
「これが……松田の纏っている……香り……!!」
松田陣平という人物がこの世のどこかに存在する確証を得られますね。あれはすごい。
ジャージより早くに手を出したものの、グッズというものに不慣れだったため、お試しで松田のものしか買わなかったのをひどく後悔!
うわーーーこれは萩原の香水も欲しい! 大丈夫、来年の2月には届くはず……!
しかしネーミングセンスがまたすごいですね。
『November 7』って。
命日かーーーい!!
みんなどういう気持ちでこれつけてますの……?
私はシュンとしてから、嗅いで元気になってます。
ちなみに私は香りものが苦手です。すぐ頭が痛くなるので、直接楽しめません。ボディクリームやヘアスプレーも気をつけないといけません。
それでも買おうという気になったのだから松田の力はすごい。
折りたたんだティッシュにワンプッシュ、更にハンカチに挟んでポケットに入れて、嗅ぎたいときに取り出してすんすんしています。少しずつ香りが変わっていくのも香水の楽しみ方なんですね。
アトマイザーの存在も香水を買わなければ知らないまま人生過ごしてました。おかげで旅行にも持っていけてハッピー!
松田のおかけで私の人生に香水の知識がつきました。
届いたK学ジャージ。
すごいやーーー!
とうとう「グッズ」を買ってしまったなー!? という気分でした。
香水とは何か違いましたねぇ、大きいからかしら。
写真を撮って、着てみて、なんともいえない気持ちになりました。
「これが彼ジャージをする受けの気持ち!」
普段、自分より大きなサイズの服を買うことなどまずしないので、機能性ではなく「楽しみ」のためだけに服を買った、これがとても「いけないことを許した」充実感を味えました。
そしてちぢですよ。
とんでもないな~~~???
こんなに可愛いものが具現化してていいものかな~~~???
キャラものは本やポスカ、ネップリと平たいものしか迎えないようにしていたのですが、こればっかりは可愛くて可愛くて、人生初めてオンラインガシャポンにも挑戦して。
2回回して萩松が揃ったんだからもうそれ以上何もすることないですわ。
あ~~~かわい~~~!!
この子たちを迎えてからというものの、一緒にお出掛けしたくて堪らないのです。
美味しいもの食べようね……となるし。
楽しいところいこうね……写真撮りたいね……とわくわくします。
生まれて初めてフィギュアを迎えて、こんなに楽しいことがあっていいのか、いいんですよ! となるのです~! 本当に楽しい。
楽しすぎてとうとうシルバニアの家具を買っちゃってね!
もうぴったりすぎーーー可愛いよーーー!!
アクスタは鳥取旅行のふるさと館でお迎えしました。
えへへ……平面だけど立体的ってすごいね……
ちなみに水道局(複製原画)はグッズ扱いをしてません。
でもポスターサイズになるとグッズ扱いする気が……自分でも説明しづらい謎基準……
とにかく、「おもちゃ」を買うことを自分に許してから、人生が大変楽しいことに気づいたのです。
もっと早くに気づきたかったとは思いません、この時期に迎えるからこそ、この楽しみを味わえているのでしょう。
萩松はたくさん私に許しを与えてくれるなぁと思います。
みんなも買おうねとか勧めるわけじゃないのです。
逆にこれ買おうぜと言われても、私は私がいいなーと思ったものを買うので、そういう話でもないです。
ただグッズを買って、大人のおもちゃ遊び(なんか卑猥w)を知ったことで、「おもちゃを持つことへの罪悪感」を許せる面があってよかったなーと思う、そんな話でした。
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